2020年12月3日木曜日

[オクトラ大陸]オクトパストラベラー 大陸の覇者の話

スマホゲーのオクトパストラベラーに着手した。
原作がかなり好きだったからだが、原作はエンドコンテンツで急に毛色が変わりすぎて「それはちょっとやり過ぎじゃないの?ぶっちゃけゲームバランス崩壊してますし」と冷ややかに見ていた。最後までクリアしたものの、ユーザーアンケートには結構な熱量で不満を書き連ねたものだ。

そのオクトラがスマホゲーになった。何か8人PT制になっていた。
その代わりマルチクラスが(今の所)出来ないとかでスマホゲーっぽく調整してある。

スマホゲーとしての印象をちょっと書いておこう。
・リセマラがかなり渋く、長期間を要する
・パケット通信量がかなり少ない
・バッテリーの消耗は早め
・スタミナ制ではない
・(俺はやった事無いけど)アナザーエデンとよく比較されてる

結論から言って俺はこのゲームがなかなか気に入っている。世界樹の迷宮のように雑魚戦が楽しく、ダラダラレベル上げを楽しめるからだ。
但しこのゲーム性が巷では虚無と揶揄されてもいる。スタミナ制を取っていないせいか、レベル上げ作業はデイリーコンテンツに大きく依存する為、デイリーが終わったらいわゆるメタルスライム狩り的な事をするしかない。

とはいえ前線キャラではなくガチャで引き当てたどうでも良いキャラのレベリングにはそれほど困らない。こいつ等が戦力になるかどうかは怪しいが、「影響力」というパラメータに寄与するので無駄にはならない。
加えて、主力メンバー以外にもコンテンツ用に幾らかサブメンバーを育てておいた方が良い設計になっている。

例えばレギュラーPTとして星5でバランス良く固めたPTを作ったとする。総合力で言えばピカイチなのは間違いない。
だがオクトラは弱点を突いてブレイクするのが重要なゲームだ。よって勝てないボスが居たらバランス良いPTではなく、そのボスの弱点を突けるメンバーのみで構成した方が楽に勝てる。
極論を言えば最強クラスのアタッカーであっても、弱点を突けない相手に対してはサンドバッグでしかない。
そういう時にガチャで引いたキャラ達に陽の目が当たる(場合も多少ある)わけだ。

システム以外の面にも触れていこう。
グラフィックは原作と全く同じと言って良い。余計なことしてなくて良い。
BGMも基本的に原作の流用。新曲があるかどうか把握してないけど、
例の聞いた事ある好きな曲がバンバン流れる。
ボス戦前のカットシーンからシームレスなバトルBGM移行(めちゃ好き)は健在。
操作感は上々で、流石はスクエニ。

そしてストーリーである。
はっきり言って重い。
闇を抱えた人、救いのない展開、等が結構多い。
サガとかオウガ系っぽいような感じ。
原作でもそういう片鱗があった気はするが、今作の方が露骨かも。
個人的には「ま、たまにはこういうのもいっか」ってトコ。

とはいえストーリーで注目されて欲しくはない。
オクトラはあくまでバトルが楽しいクラシックRPGだ。
ぶっちゃけブレイブリーデフォルトのバトルシステムを思いついた人が別の世界線で作ったのがオクトラみたいな感じなのでBP使ってどうにかするバトルが好きな人はオクトラも気にいるのではと思う。少なくとも俺はそうだった。

どの道リセマラには長い時間を要する。(俺は1週間近く掛かった)
作業の合間にでもポチポチやってみて欲しい。

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