2019年1月6日日曜日

FF14から麻雀始める人への役解説・一翻役編

■役を覚える・一翻役編

「光ったら押せ」は延々フルスラコンボするリューサンみたいなもの。
それっぽくテンパイに持っていけるが、それで役がつくとは限らない。
役無しでは上がれないのだ。

 ※現実の麻雀では役無し上がりをするとチョンボと言う反則扱いで
  役満払いという超重いペナルティが科せられる。

バフ/デバフ/シナジーを考えて効率良くスキルを回したいなら
役を覚える必要がある。
今回はそれの解説をする。
とても雑な視点で書いていくのでそのつもりで。

尚、役の翻数が低い順に書いていく。
一翻役なら1層木人、二翻役なら2層木人だと思って欲しい。
それをせーので同時に殴り始めたら2層木人が早く壊れる道理はない。

ただ麻雀は配牌(=Ilv)やリアルラック(=procやクリ運)の影響がかなり大きいので、
上手く対応するスキル(=DPS)次第で
適度に早くて高得点に仕上げたりも出来る。


■一翻役

・立直(リーチ)
  メンゼンでテンパイしたらリーチをかければ役になる。
  詳しい事は前回の記事を参照のこと。

  リーチに限ったことじゃないけど、
   ・鳴いたら成立しない(立直はこのタイプ)
   ・鳴いたら1翻下がる
  という役はとても多い。(そういう定義がある。)
  節操なく鳴くな、という事。

・一発(イッパツ)
  リーチ後に一巡する間に上がれば1翻追加、という役。

・門前清自摸和(メンゼンチンツモホー/メンゼンツモ/メンツモ/ツモ)
  メンゼンでツモアガリすれば1翻、という役。
  狙って作るわけではなく、リーチを掛けてツモ和了りしたらオマケがつくとか
  役の拡張を狙ってリーチ掛けないでいたらアガリ牌ツモっちゃったとか
  そういうシチュエーションで成立する。

  ちなみに「和」とは「和了(ホーラ)」の略で、アガリの事をさす。

・断么九(タンヤオチュウ/タンヤオ/タン)
  中張牌(=2~8の数牌)のみで作る役。
  么九牌(=1,9,字牌)を断つので断么九。
  鳴いてもOKなので超簡単な速攻役。
  明確にこれ狙いなら節操なく鳴いても良い。
  特にドラを含んでる時とか。

・役牌(ヤクハイ)/翻牌(ファンパイ)
  自風、場風、三元牌のどれかを刻子にすれば一翻役になる。
  鳴いてもOKなのでタンヤオと並んで速攻役。
  役牌対象を2枚持ってたら第一に視野に入れたい。

・平和(ピンフ)
  役牌以外の牌でアタマをつくり、面子は全て順子、
  それをメンゼンかつ両面待ちでテンパイすればピンフという役になる。
  条件がやけに面倒に見えるが、
  効率的な手作りが順調に進めば自然とこういう形になるので
  極めてメジャー且つ重要な役。

・一盃口(イーペーコー/イーペー)
  メンゼンで全く同じ順子を2組作ると1翻役になる。
  例え役に関係ない箇所でも鳴いてはいけない。
  メンゼン役ということでピンフと複合する事も多いが、
  33445で5が来たときだけ一盃口みたいなケースが多い。
  33455のカンチャン待ちなら一盃口が成立するが、ピンフじゃなくなるので
  待ち牌の多さで言えば不利になる。
  
  22334で4ならタンピン一盃口、1ならピンフのみ、みたいに
  極端に点差が出るケースもある。

・海底摸月(ハイテイラオユエ/ハイテイ)
  その局の最後のツモ牌で上がったら1翻。
  役無しテンパイ時に運良く上がれることがある。

・河底撈魚(ホウテイラオユイ/ホウテイ)
  最後の捨て牌(つまり流局直前)にロンしたら1翻。
  ハイテイのロンver.

・嶺上開花(リンシャンカイホウ/リンシャン)
  カンをすると1枚追加で牌を引くんだけど、それで上がると1翻。
  異能系麻雀漫画では大体リンシャン得意な奴が一人はいるけど
  現実にはなかなか成立しないし、そもそも無闇にカンするモンでもない。

  強いて言うなら暗カン出来る状況でもテンパイ寸前までキープして、
  テンパイと同時にカンするとリンシャン狙い、
  ダメならそのままリーチ掛ける流れは定番。

・槍槓(チャンカン)
  誰かが加槓(カカン)した牌が当たり牌だった場合、例外的にロン出来る。
  カカンとは、ポンした後に同じ牌をツモったら付け足しでカンの形にする事。
  超レアケースなので忘れても別に良い。
  両面待ちの片側がたまたま対象になるケースが有るくらいで、
  わざわざチャンカンを狙って待ちを作るのはアガリ放棄レベル。


■役の複合

役牌とタンヤオ、役牌とピンフは両立しないけど
タンヤオとピンフは両立する。通称タンピン。
ピンフ=メンゼンということなのでリーチも掛けれる。
この場合メンタンピンと呼ぶ。
基本的に2翻、3翻の役を無理に作るよりは
メンタンピン(3翻)の方がずっと早い。
メンタンピン狙いはスキル回しの基本と言える。

メンタンピンは両面待ちで待ちが広いのでツモアガリも期待できるし、
比較的一発が成立しやすいケースでもある。

メンタンピン一発ツモ、裏ドラ1枚乗ったら6翻で跳満という上がりは
作りやすさに対して余りにも高く、
丁寧な手作りは運次第で大化けする事を実感させる。

他にも一盃口や三色同順(2翻)がくっついたりもするので
そっちの目も残しつつ手作りすると技巧派っぽくなる。

ピンフを狙う=鳴くな、という事ではあるが、
勿論意味がある鳴きならちゃんとした方が良い。
鳴いた時点で1手分先に手が進むので明確に先行できる。
ただし手牌を晒すので狙いがバレやすく、ロン上がりがしづらくなる。